Tomoko's Art主婦日記

アート主婦の作品を紹介するブログです。

今年初めて行った展覧会

皆様、こんにちは!

 

今年初めての展覧会に行ってきました。

 

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野見山 暁治さんの100歳を記念する展覧会。

 

少し前に定期的に送られてくる会員誌を何気なくめくっているとフューチャリングされていて、現役の画家であること、又記事でお話している内容にとても興味を持ちました。(特にまだまだ未来の世の中をみてみたいという好奇心を語られていて。先生は観る―みる、という漢字を使われていた。)東京では日本橋高島屋で展覧会開催予定とあり、本物の作品を見なければと思いました。☆☆☆



これは余談だけれど私は画家が高齢になってもエネルギッシュにクリエーションを続けていることにとても興味があるのです。以前にも日本画家の奥村土牛先生についての記事をあげました。

 

 

そして本物を見に!


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まず会場に足を踏み入れた瞬間、壁一面の大きな作品群から凄い迫力を感じた!そして自由な筆のストローク、又絵の具の複雑な重なり合いにより生まれた美しい色彩、逆に余白の抜け感のある箇所との絶妙なリズム、ハーモニーが最高に心地良く、本物のエネルギーをダイレクトに感じた。えっ!この作品は99才で描いた絵なの!!といった感じで制作年を見ると作品の多くがかなり高齢になってからの近作。驚きの連続でした。

 

実際一番好きだと感じたのが2019年の作品。(タイトル―みんな友だち)一般的にはほとんどの画家は年齢による体力の衰えに伴い、どうしても作品も弱くなるかな、と感じる事が多いのですが、先生の場合にはそれは当てはまらない、それどころか進化を感じた。全く衰えないパワーがどこからやってくるのだろうと思いました。

 

どう考えてもそれは驚異的な事!

 

同じ日にちょうど青山に用事があったので、NHKの番組でも紹介されていたパブリックアートになっている壁画(地下鉄青山一丁目のステンドグラス)も見て参りました。(ちなみに本物を見て心を奪われた作品が偶然にも壁画の原画であった。)☆☆☆


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展覧会の開催、パブリックアート等々、今も進行形で、多岐に渡ってお仕事されているかと思います。番組にて拝見した先生がお話する感じはとても穏やかでしたが、絵をはじめとする活動の全てが社会に力強いメッセージを送っている。そして見る側に勇気を与えてくださると感じました。感謝です。勝手に慕ってしまい、恐縮ですがいつまでもお元気で、絵筆をにぎり続けてもらいたいと願っております。(文才も素晴らしくて私は今アトリエ日記というご著書も読んでおります。)

 

*プロフィールや作品など野見山先生の情報はネットでも検索するとズラリと出てくるはずですのでこのブログでは説明しておりません。興味のある方はぜひ参照してみて下さいませ。

 

それでは本日はこのへんで。

今日もありがとうございました。

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