皆様こんにちは!
前々回では壁の色は国によって嗜好、文化の違いがありそうなことを書きました。私は額にもその傾向があると思っています。
例えば黒の額縁はイギリスではよく使われている色でした。(前回話題に取り上げたポール・スミスさんの展覧会の例のように)
現地で絵を学んだ経験のある私は自分の絵にも結構採用しています。
写真下上段―ポール・スミスさん展覧会より
もう1枚は自作☆
しかし最近では時代と共にシンプルモダンな明るめのフレームの方が日本の家屋にはあっているかも、、、(^-^)
と感じていてホワイトの額の頻度も増加中☆
絵と額縁の関係で何が合うか、正解はありません。実際、抽象の表現の作家さんはあえて額のない状態で発表されている場合 も多いです。
一方美術館の巨匠の絵は豪華で重厚な額がマッチングされている例が多い。又デパートにテナントを持つ売り絵屋さんにはモダンでインテリア性の高い素敵な額も多いと感じます。シチュエーションにより額のあり方も千差万別…♪♪♪。
写真上、SOMPO 美術館のコレクション、ゴッホのひまわり。さすが格調高い額を合わせてある☆もう1枚は自作。額はホワイトに少しライトブルーを入れた2色使いのインテリア性の高いものを合わせた例☆
というわけで絵を生かす脇役的存在ではあるけれど、額縁や壁などの絵を取り巻くものをトータルで見るのも作品のちょっと面白い見方です。ぜひお試しになってみて下さい!
それでは又♪ありがとうございました。(^^)
□ポール・スミス展、ゴッホの絵に関しては撮影OKのものをアップしています
©️2021Tomoko's Art 主婦日記