梅雨の中休みの今日、大好きなターナーの展覧会に出掛けました、向かったのは新宿高層ビル42階にある美術館、高速エレベーターを降り会場に。意外に人が多くてビックリ!
ところでイギリスでかなりのターナー作品を見たつもりでいたけれど、今日見たのはほとんど初見の作品群。見ごたえがありました。ターナー先生の絵にはこれが人間の仕事だろうかという繊細さと、物凄いダイナミズムが共存していて、なんて細かいの!っと皆さん作品に顔を近づけて鑑賞されてました。
又もうひとつ顔を近づけて見てしまうのが絵の肌合い。陶器や貝の表面を思わせる強固なテキスチャー。実はこのテキスチャーが私にとっての最大の魅力!これを味わいにターナー作品を見に行ったといっても過言ではありません。こればかりは本物を見ないと絶対に味わえないからです。
高層階にあるこの美術館からの新宿の眺めも新鮮。その上本物の絵画にふれあい、涼しい美術館で色々な発見をするという贅沢な1日を過ごす事が出来ました。暑い夏に美術館で名画!というのもなかなか良いものです。