皆様こんにちは。
アップした画像は都内では最古の木造建築の駅と言われた旧JR原宿駅駅舎です。ちょっと前にはこんな感じの様子でしたが、最近近くを通ったらかなり解体が進んでいました。
もう原宿大好き!という年でもないのですが、私は旧原宿駅にお世話になったし、その建物が大好きでした。
時の流れでいたしかたなく…とても寂しく感じます。
もうあの木造建築の温かな佇まいを完全なオリジナルの形で見る事は出来ない、それがどんなものであったか興味のある方は旧原宿駅でネット検索すれば往年の姿を画像で見れる事でしょう。
大正時代に出来たという建物は昭和の戦争でも直撃弾が不発だった為、令和の今日、最近までその姿を奇跡的にとどめることが出来たのだと聞きました。
明治神宮の森のそばで、大変な時代を経て原宿の移り変わりを長きに渡り見届けた駅、本当にお疲れ様!
私は心の中で忘れないでいたいと思います。
さようなら!!ありがとう………。
特に駅の屋根のてっぺんにこんなに素敵な愛らしい風見鶏があった☆
このデザイン1つをとっても当時建築に関わった人の建物に対する愛情が伺えます。
*解体後は?
JR東日本ホームページの今年8月の情報、ニュースリリースによると再現されるらしい。それにはイメージ図がありましたが、あくまでも計画予定、風見鶏は又取り付けられるのかしら?と気になるところです。(..) 出来るだけ素敵な仕上がりになると良いなぁと思う。
―追記
建物は人に使われてこそ…。という特性があり、時代に合った用途や建築基準の見直し、特に防災の観点からやむを得ず建て替えねばならない事がある。原宿という場所柄でいうと旧同潤会青山アパートもそうでした。
まるで自然物のように表参道の景観に溶けこんだいたあの建物、私はかつてあの道の前を通るのが大好きだった。こちらもオリジナルがなくなる前には気持ちがざわついた、しかし、寂しい心境で現場に張られた建設計画を見た時、あの安藤忠雄さんが建築を手掛けるのだわ…。と光が見えたような少し心が休まったのを覚えています。(2003年当時)
そして実際に表参道ヒルズが出来ると(2006年)当時の建物の一部(再現)が残されていて、やはり安藤さんの哲学が伝わってきた。(より深い話は表参道ヒルズ建築などで検索するとネットでも詳しく紹介されています。☆)
時代の移り変わり…。建物の新旧の交代。
過去を継承し、進化した新しいものが創造されていく。
未来に向かって……。
旧原宿駅の再現、どんなものになるか楽しみにしております。☆☆☆
それでは又!
今日もありがとうございました。
©️2020 Tomoko's Art 主婦日記