Tomoko's Art主婦日記

アート主婦の作品を紹介するブログです。

Brushstroke ーブラッシュストローク

このアート主婦日記ではブログだからこそ色んな角度からのマイアートを紹介したいと思います、そこで、、、

 


f:id:t-mokoart:20180817034054j:image

 

今回はブラシュストロークをテーマにヒマワリの絵の一部をアップしてみました!

(*ブラシュストロークとはタッチとも言われるかと思いますが、私の中ではこちらの方がしっくり来ます)

 

例えばエネルギーにあふれるこの花を表現するためにはいつも描く側もちょっとした気合いがいります。それだけ強い花。前も植物に感情がある説について書きましたが、(今年3/20の投稿をご覧下さい)なかなか挑発的なオーラを感じるのがヒマワリなんです。首が折れてもまだまだ!!と存在を主張してくる。。。(笑)

 

なので個人的には画材としてはコッテリとリッチなのが特徴である油絵の具を使用することが多いです。チューブから出した絵の具をパレットの上でナイフを使い練り上げます、そしてモチーフのイメージを迷うことなく、出来るだけリズミカルな筆さばきで描いていきます。ダイナミックに筆を走らせるのが私流。チマチマと描くのが苦手です。このスタイルは昔からであなたの描き方は豪快で気持ちいいわね!と中学くらいから言われてきました。

その証拠にロンドンで実験的にヘチョヘチョと絵の具をのせ描いていたら後ろからアーティスト兼先生の声がとび、君らしくなくてその描き方は良くない!とこっちがビックリするくらい真剣な顔で親身になって言われました。私はどこに行っても大体そういわれます。きっとそれが私の画家としての資質(Nature)なのでしょう。それ以来私は自分のこのスタイルを貫いています。


f:id:t-mokoart:20190409224421j:image
愛用の筆(豚毛)ーこれがないと油絵が描けないといっても過言ではないと思う。色んなものを試してきましたが、なんといっても「こし」や持った時のしっくり来る感じ、ネープルスイエローの柄の美しさも含め、今のところこの筆の使いやすさに勝るものはありません。(実際は他に数種類の筆も使用します。しかし主要な箇所にはこれらが絶対に必要。絶大の信頼を寄せています。)筆は消耗品なので常に買い足しますが安いものではないので1作仕上がるとそれを目安に一本ずつ増やしています。私が買わないといつかなくなってしまうかもと毎回ドキドキ。(需要がある特定の人に限られているみたいな様子)よし!作品を描いて又絵筆も買いに行こうっと!(^^)

 

メーカーはWindsor&Newtonという英国の会社です。

 

………………………………………………………………………………

 

コラム「アーティストの筆」

今回特別出演の絵筆、、、

この筆は20Cアメリカの抽象表現主義者、

ジャクソン・ポロックのものです。

以前訪れた展覧会で展示されていました。
f:id:t-mokoart:20190410221858j:image
アクションペインティングで有名な画家の大胆な仕事ぶりがそのままこの絵筆に表れていると思います。ここでは作品の画像は添えませんが、ネットや画集でぜひ御覧下さい。ちなみにポロックの絵を見ていると音楽が聞こえて来ると錯覚する時があります。

 

彼は制作中にジャズを聞いていたとも言われていますが、筆を走らせるリズムは音楽とつながっている場合がおおいにあると思います。ちなみに私も描く時に少し音楽を意識しています♪その話は又いずれ!(^^)

 

それでは今日もありがとうございます又来週~♪♪♪♪♪♪♪♪♪

©️2019Tomoko's Art 主婦日記