皆様、こんにちは!今日は展覧会に行った話と最後に絵を一枚アップします!
絵を描きながらアートある暮らしを提案している私です、もちろん描くだけでなく、見る事がとても好きです。いつも興味深い展覧会があると行く前からワクワク。
チケット🎫はお得な前売りを買っておいて、行く前から楽しんでいます。(^^)
そしてクリムト展に続き「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道」という再びクリムトが見られる展覧会に行って参りました!
今回の最大の目的は、なんといっても19世紀末から20世紀初頭に活躍したウィーンの芸術家達、とりわけ私が二十前後に多大な影響を受けたクリムト、エゴン・シーレ、ココシュカの作品を見る事でした。(実際はこれらの三人だけでなくウィーンの芸術黄金期に関わる作品が沢山展示されています。ポスター、工芸、衣服なども。)
会場ではとにかく待ちきれず、本当は全てを丁寧に見るべきなんでしょうけれど最初の方はすっ飛ばして、クリムト、シーレ、ココシュカコーナーにまっしぐらに行ってしまいました!
その代わりこの三人の展示は3回以上往復しました(^O^)/
シーレに関しては又改めてブログに書く予定です。
このあたりの画家たちはいわゆる学校の図書館にある美術全集に入っていない事が多いです。よって聞いたことないなぁと思われるる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし感覚は現代に近いですし、なにより一目見てカッコ良いと思う表現です!
そしてもう1つの特徴、、、ズバリ世紀末美術は生死やエロスなど退廃的な香りのする芸術でもあります。(下のフォトはクリムト)
だからあまり好ではないという方もいらっしゃるかもしれません。又は一度ハマるとなんともいえない魅力を感じる世界でもあるかと思います。ぜひご覧になってみて下さい!実は先ほども触れましたが私は昔はどっぷりとはまっておりました。(当時はずっと年上の先輩アーティストから若い時って、退廃的な世界に憧れを抱く時があるよね、と言われました。)
今、年が経ちその意味が良く分かります。現在は年を重ねたから意識的にもう少し明るい世界観を求めている自分がいます!!(笑)
でも今でも潜在的には、、やはり私の表現にはどこか、この頃の影響を引きずったテイストがあるのかもしれません。このブログを見続けた方にはきっとバレてくると思います☆★☆★☆
では今日の最後に、予告した通り過去の習作をオマケでアップいたします。こういう主題をチョイスする自体がクリムトやシーレの影響です。ちなみに練習に描いてみたもので、現在は作品はありません、写真に記録だけ残してありました。
「習作ー抱擁」油彩30号
若かりし頃、確か20才の時制作!それゆえ描けた絵です。感受性が今とはぜんぜん違うんですねぇ。
稚拙でまだまだ色々と模索中の段階です。
もうこういう作品を描こうとするのは無理でしょう。きっと、、、(笑) 我ながら懐かしいです。
それでは今日はこの辺で。。。
*本日もありがとうございました*
©️2019Tomoko's Art 主婦日記