皆様こんにちは!
今年2つ目の展覧会、「船越桂展ー私の中にある泉」に行って参りました。
船越桂さんは偉大な彫刻家、画家。
場所は松濤美術館(渋谷区の美術館)
彫刻と絵が主の展覧会で私は特に絵が見たいと思って行ってきました。
本物の作品を見て何より現場で感じたこと。それは作家が魂を込めて制作に取り組む姿勢。そして作品から漂う聖なる気配。☆☆☆
その洗練され研ぎ澄まされた表現ゆえに、あまりの美しさで作品の前でハッとする感覚が何度もありました。
ところで冒頭でも少し触れましたが、、、
私はとりわけ彫刻家の描くデッサン(絵)に興味があります。ダイナミックにものの量感をつかんだ表現がとても好きなのです。
そして、これは多分…絵を描く人でないと分かりにくい感覚かもしれませんが、彫刻家の目で選びとるラインは特に人体を描く際に顕著に出ると感じます。2次元の紙の上で、どの線を引いたら三次元の人体が表現出来るか探りあてようとしている線。ミケランジェロやロダン(考える人で有名)のデッサンも良い例。そんな彫刻家達の描く線に憧れ、高校時代から良く画集を見ていました。
ただし、創作活動としては彫刻と絵では大きな違いがある。ちなみに私は美大の彫塑の授業で、ヌードの女性トルソをやってみたのですが全く向いていないと悟り(笑)、以来彫刻に取り組む事はありません。
ただ絵に彫刻家のセンスを取り入れる事は可能なのでその点は意識しています。
(写真はそんな意識で描いた私のクロッキー作品です。\(^^)/)
というわけで絵の展示は創る側の意識で観賞し、彫刻はいちファンとして肩の力を抜き楽しんできました。
船越さんの世界を堪能し、良い時間を過ごす事が出来ました。行って良かった!!!
(*前回同様、作家さんについて興味のある方はズラリと情報が出てくるはずですのでネット等でチェックしてみて下さいませ。)
この時期なので交通機関など混雑を避け基本はいつも単独行動です。外出時は常に緊張感を持ち行動したいと心がけております☆
油断せずお互い頑張りましょう。
(^o^)/今日もありがとう御座いました!
©️2021 Tomoko's Art 主婦日記